お知らせ2018.12.11

ドローンを使ったケーブルの架線/展張サービス

Inspire1による架線
Inspire1による架線

作業負担の軽減


弊社ではリードケーブルの作業効率化のためにドローンを使った架線/展張業務を代行しています。ドローンの自由度、運搬性能をフルに使い作業員の負担軽減、及び現場の効率化を支援します。

迅速な作業


ドローンで実施する場合、実質の飛行時間は5分程度です。現地での準備、作業担当者との打ち合わせを行いますので、事前に1時間位を使うこともありますがここは丁寧に行います。距離とケーブルの種類に応じて機体を選びますが、延長が長くなると風荷重を考慮する必要があるため、安全率は高めに設定します。
架線の様子
架線の様子


サービスフロー


ご相談/お問い合わせ・・・電話やメール、オンライン又は面談になりますが、ご都合の良い方法をお選びください
作業条件の提示・・・お互いに条件をすり合わせます。特に現地確認が必要かどうかは重要です
お見積り・・・作業内容を考慮し見積もりを提出します。
現地確認(※)・・・必要であれば現地踏査を行います
実施決定・・・天候等を判断し2日前を目安に判断します
現地作業・・・事前の打ち合わせにもとづき実施します。
請求書発行・・・翌月末までに銀行振込となります

作業フロー


現地打ち合わせ・・・天候や手順、安全判断について確認します
現地踏査・・・打ち合わせ時には確認されなかった障害等がないか確認します
オペレーション確認・・・ロープ受け取り者と合図やロープの送り出し手順の確認を行います
リハーサル・・・実際に地上で実施します
クロージング・・・片付け撤収


機材紹介


DJI Phantom4・・・主に現地での事前偵察用
DJI Inspire1・・・架線業務の主力機。テグスで600m、バインダロープで300mまで可能
Tarot X4・・・Inspireで不足するケースにおいてパワーで架線します。ケーブル重量7kgまで可能ですので、バインダロープと滑車のような組合せも状況よっては可能です。

評価される安全対策


従来のドローンによる架線では、作業中に「風に煽られた」「枝に引っかかった」というケースでドローンが危険な状態になります。このような状況が想定されると発注者からは安全対策の確保を要求されるケースがあります。弊社の業務においては独自開発した切り離し安全装置「飛来君」の活用により、ドローンが不安定になる状況においてケーブルを切り離すことで、ドローンの安全確保を実現しており、この方法は高く評価されています。
強風時の安全対策
強風時の安全対策



注意事項


ドローンを効果的に活用するには、現場の下準備も重要です。ドローンはロボットなのでどんな状況でも対応できるわけではありません。具体的には
安全な離発着スペースの確保
受け取り側の空間の確保

上記の2点が実現できない場合はオペレーションができません。
列状間伐
列状間伐


保険

東京海上日動火災保険
対人:5億円
対物:5億円

天候キャンセル

ドローンの安全飛行と密接な関わりのある天候については以下のガイドラインに基づいて運用します
実施日の2日前:この時点で降水確率30%以下の「晴れ」予報の場合は実施。降水確率30%以上の雨予報の場合は翌日に持ち越し。
実施日の前日
【予備日あり】
前日17時に降水確率40%以上の雨予報の場合は中止とし予備日に変更。
【予備日なし】
前日17時に降水確率40%以上の雨予報の場合は中止とし再度、日程調整。

キャンセル料


天候によるキャンセル料は日程確保費として2万円請求させていただきます。
予め予備日を含めて予算確保されることをお勧めします。